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講演会の感想

歯科臨床40年の軌跡③

講師 斉藤佳雄
職業 歯科医師

私が歯科に異動してきてからは、斉藤先生による研修会(講義)をしていただいていませんでしたが、受講した職員から「斉藤先生は【歯を守る】【天然歯を生かす】という信念での治療をされている」という事は聞いておりました。
今回、そのお話を伺える機会を与えて頂いたことにお礼を申し上げます。

【天然歯を生かす】とは? というのが正直なところでしたが、患者さんにとってはとても有り難い治療だということがわかりました。
それと同時に、その最善の治療を行うために興味のある講演があれば、県外でも研修に行かれる自己研鑽の姿勢に大変驚きました。

 患者本人も、歯の状態でなんとなく抜かれることを想定して治療に行くと思いますが、その時に自分の歯を生かした治療がしていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。
 しかし、それは患者さんへの説明はもとより、信頼関係も重要となる気がしました。歯科医師と患者さんとの信頼に重ね、歯科衛生士さんの役割がとても大切なんだと思いました。
斉藤先生とスタッフの方々の熱意と労力は我々では計り知れません。

 私が言うのも生意気ですが、患者さんに寄り添い、患者さんの身になっての治療だからこそ、信頼関係を築き30年も40年も通ってみえると思いました。
通って来ると言うより、斉藤先生の診療所に「行きたくなる」と言った方が正解ですね。
富山大学に行かれた学生さんは、まさにそうです。富山にも良い歯科医師はおみえでしょうが「名古屋の斉藤歯科室で治療したいから紹介状(情報提供)を書いて欲しい」なんて、本当にスゴイと感じ泣けました。

 治療される立場の者としては、斉藤先生の理念を持った先生がひとりでも多く輩出されることを願っております。
 貴重なご講演をありがとうございました。
(歯科医療関係者)

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