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講演会の感想

歯科臨床40年の軌跡②

講師 斉藤佳雄
職業 歯科医師

斉藤先生

昨日は大変勉強になる講義をありがとうございました。
昨日の午後からは県歯の勉強会にエントリーしていましたが先生の講義にのめり込んでサボってしまいました。
目から鱗が剥がれたような爽快な気持ちになり早速、今日の診療から色々試してみました。
開業2年たったところですが、やっと開業した意味が分かった気がします。
知識と技術を研鑽しつつ自分の責任下で記録を残しながら経験、チャレンジすることの意味を教えていただきました。
無駄なこと、遠回りなことがすごく大切であり、実はこれが本当の心の豊かさにつながることなのかなと思っております。

エンドの事がキモと仰られた中で講演をカットされたのが未だ残念で残念でなりません。
ズルっこじゃん(笑)
講演の続きであるキモを教えていただける日を切に願っております。
また先生にお会い出来ることを楽しみにしています。今後共、ご指導宜しくお願いします。
取り急ぎお礼まで
(歯科医師)

 

 

歯科医師として「天然歯を生かす」という使命を一貫して40年以上持ち続けてみえることに感銘しました。
一言で「天然歯を生かす」とは言ってもそれを実際に行おうとすれば歯科医師の治療としては、時間も手間もかかり、治療費も低く抑えられることになってしまいます。
また、治療現場で、患者の多くが求めるのは、少しでも早く痛みを取ってもらい、短い治療期間で綺麗にみえるようにしてもらいたいということだと思います。
そんな中で、患者と治療方針について話し合い、患者の同意を得て少しでも歯を残していく治療を続けていくのは一般的な治療をされる先生方の何倍もの根気と労力がいると思います。残せる可能性のある歯かどうかは、ご自身の知識と経験で判断されてきたと思いますが、治療法について常に新しい知識や技術を習得し、ご自身の治療レベルをあげるため診療を終えたあと自費で県外での研修等に積極的に参加されていたのには少し驚かされました。
臨床経験と記録をもとに、こういう治療も今のあなたには選択肢の中にあるのだということを結果としてみせることが、患者にとっては最も説得力があると思いますが、患者さん個々の10年、20年、30年の記録を残し管理していくことは大変手間がかかる地味な仕事で、それでいてそれほど高く一般の人に評価されにくい仕事だと思います。それを今もやり続けておられ、こういった講演を通じ臨床結果を伝えていかれることは、これからの歯科医師の先生方の治療方針について、何かしらの動機づけにもなると思います。この高い志と信念を持って一日でも長く現役で治療を続けて頂きたいと感じました。
(歯科医療関係者)

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