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外傷による歯の破折 ① -Tooth fracture ①-

症例基本データ

患者:

10才 女性

初診:

2003年4月23日

主訴:

学校で転倒し、左上前歯を破折。急患として来院。


  • 初診時の所見。学校で転倒し、左上前歯を破折。急患として来院。
    (2003/4/23)

  • 左上1番のX線所見。歯冠は3/4ほどが破折し、歯髄は露出状態(露髄)だった。
    (2003/4/23)

  • 学校に常備されていた歯牙保存液に保管し持参された。
    (2003/4/23)

  • 同日は、消炎と感染予防、歯髄保存処置(MN+CABIOS)の上、仮封。
    (2003/4/23)

  • 2度目の来院時、露髄部は新鮮出血を認め、舌側から遠心にかけて斜め方向に破折している。
    (2003/4/23)

  • Chemical Surgery, MN+CABIOS等による歯髄保存治療を行う。
    (2003/4/30)

  • 歯牙破折片を口腔内に戻し、接着歯科医療により歯冠部の形態を復活させた。
    (2003/5/9)

  • 同部のX線所見。接着後16日目の所見を示す。痛みの訴えなど臨床症状は示さない。
    (2003/5/16)

  • 同部のX線所見。接着後1年5か月後の所見。歯髄はVital(生存)であり、根尖部に骨吸収像は認めず、正常所見を示す。
    (2004/9/21)

治療方針

破折した歯(天然歯)の保存はもとより、歯の神経(歯髄)の保存も目指す。

症例のポイント

10歳の小学生の女の子が前歯を破折し来院した。歯髄の保存治療と接着歯科医療により、一歯も削ることなく元の形態と機能を歯髄を残したままで回復することができた。

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